老いて始まることもある

人生は一度きり・・・60女一人で今を生きる

人生振り返りの旅 能登半島一人旅①(帰り金沢・福井によって)

昨年、母が亡くなってから色んなことに挑戦してみ


ようとくたびれ始めた体にむち打ち、北陸に関西か


ら一人車で行くことにしました。


目的地まではグーグルマップの高速利用で6時間ちょ


っとと出てました。


前日の昼に宿泊先を決めて、それからドタバタと用


意をし当日朝、6時に出ようと思っていたのでその日


は早くに就寝。


私はとても慎重派なので観光する場所も調べずに行く


のは今回、始めて。


行くまでグズグズ・・・




ちゃんと、たどり着けるのか?


一人で楽しいのかな?


ええい、何とかなるわ!!!




翌日、6時間ちょっと運転して能登へ無事、到着~😊




まず、行きたかったヤセの断崖。



これはすぐ近くの義経の舟隠し。



やっぱりすごかった・・・映画の撮影場所になるは


ずだわ。清張さんナイスチョイス。


同じ日本海でも関西の方とは違ってのどかさの中に


荒々しさ・・・ここで暮らしてる人々達の忍耐強さ


と優しさはそんな所から生れるのかな・・・


そんなことを思いながら輪島へ。



ここで一泊。



輪島は両親が仕事で毎夏来ていた場所で子供の時に


一度だけ夏休みに付いてきたことがありました。父


は他界して15年経ちます。それまで必ず、ここで朝


市のおばあちゃん達と一緒の場所で金物を売ってい


ました。



当時は我が家はネグレスト状態でした。



い場所に母を連れて行ってしまう父が大嫌いでし


た。


一度出ると何ヶ月も帰ってこなくて小学4年生だった


私は2つ年下の妹の手を引き、晩ごはんは必ず近くの


同じ食堂にいつも同じメニューを頼んでいたのを覚え


ています。


お金だけは小学生なのに沢山渡されていたように思い


ます(-_-;)



父は節約家というかケチな人で、母が私たちが心配だ


ら電車で帰ると言えば勿体ないと殴られていたそう


です。母からその話は何度も聞かされました。


何せ予科練上がりの人ですから・・・



兄が二人いましたが、みな自由行動で淋しくて母に会


いたいと妹と一緒に駅まで行って、駅員さんに伝えて


もいる場所が分からず(当時は携帯電話もないので連


絡は母から公衆電話からかかってくるのを、ただ待つ


だけだった)結局その時は母のいる場所には行けなく


て泣きながら家路に着きました。




そんな遠い過去を思い出しながら、両親が店を出して


いたであろう場所の記憶をたどり、多分ここだろうと


思った場所の写真を撮りました。





夜は一人で朝市近くの居酒屋に行こうして少し迷って


たら親切な仕事中の若い男の人が優しく❝どうされま


した?❞と聞いてくれ店まで連れて行ってくれまし


た。



北陸の人は本当に優しい・・・


あの時の方・・・本当に有難うございました_(._.)_



居酒屋では、めちゃめちゃコリコリで美味しい白身魚


🐟と甘えびのお刺身に生ビール🍺を頂きました。


あまりの美味しさに一人でへらへら笑っていたからた


ぶん間違いなくへんなおばちゃんと思われたでしょう


・・・💦





ずっと続くはてしない海。本当に心が現れます。


それと、この遠い道中を私たちを育てる為に二人して


ずっと旅してきたんだな・・・と思うととても感慨深


かったです。


頑張って来て良かった・・・


                    つづく

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